流山市議会 令和8年3月 定例会(第1回) 03月24日-05号
plenary
ⓘ AI が議事録から抽出した会期全体の要約・トピック・発言議員のみ表示。個人評価記述なし。 数値・氏名等は出典 PDF と照合してご確認ください。
会期サマリ
令和8年3月定例会第5号(2026年3月24日)では、議案第1号の令和8年度流山市一般会計予算(総額896億9,200万円)を中心に審議が行われた。予算案は複数の会派から討論があり、子育て支援施策の充実、都市基盤整備事業、教育環境改善などが主な論点となった。陳情4件のうち、多子世帯の保育料負担軽減陳情、新型コロナワクチン予診票のデジタル化陳情が採択、OTC類似薬保険適用陳情が不採択、障害者タクシーチケット陳情が不採択と決定された。発議5件も採決された。
トピック (13)
-
一般会計予算編成・財政運営
令和8年度一般会計予算896億9,200万円は過去最大規模。市税が初めて200億円を超える見通しで、市債発行抑制と財政調整基金の活用が進められた。予算配分における物価高騰対策、福祉施策拡充、大型公共事業の優先順位、財政規律のあり方が主な議論の対象となった。
-
子育て支援施策・こども家庭センター
こども家庭センター設置による妊産婦から子育て期までの包括的支援体制の構築、地域子育て支援拠点の新設、保育園3園の新規整備などが評価された。一方、多子世帯の保育料負担軽減の必要性や就学援助制度の支給基準引上げ等の課題も指摘された。
-
教育環境整備・学校施設改修
第2期GIGA スクール構想による校務DXの推進、特別支援学級の拠点化、フリースクール利用支援補助金制度の導入、探究型学習への転換等が新規事業として計上された。教職員の働き方改革と負担軽減の課題も指摘された。
-
医療・福祉施策
透析患者向け福祉タクシー券の大幅削減(月26枚から8枚)が反対論の対象となった。医療的ケア児等在宅レスパイト助成事業の新規実施、高齢者向け移動支援の拡充、障害者地域生活支援事業の強化が論点となった。
-
都市整備事業・駅周辺再整備
流山おおたかの森駅周辺のこもれびストリート再整備事業、江戸川台駅東口周辺地区再整備事業、南流山駅前広場改修事業など複数の大型公共事業が予算に計上された。事業の必要性、安全性、市民説明プロセスの充実が課題とされた。
-
土地区画整理事業
運動公園周辺地区一体型特定土地区画整理事業について、進捗率の低さ(累計54%)と市負担額の大幅増加(約17億5,000万円が約40億7,000万円へ)が指摘された。事業の透明性と地権者対応の充実が求められた。
-
国民健康保険・後期高齢者医療保険
子ども・子育て支援金制度に伴う国民健康保険料の負担増、後期高齢者医療保険料の大幅引上げ(初めて年間10万円超)が反対討論の対象となった。低所得層への負担の重さと制度の持続可能性が課題とされた。
-
企業立地促進条例改正
奨励金支出条件の緩和(国税・市県民税完納書類の廃止、事業計画書提出への変更)が議論の対象となった。事業者の継続性判断の客観性と市民向け公平性に関する懸念が指摘された。
-
医療保険制度・OTC類似薬
OTC類似薬の保険適用除外に関する陳情について、患者負担増加と適切な医療受診機会の喪失に対する懸念が討論で述べられた。国への意見書提出を求める陳情は採択されず、不採択と決定された。
-
予防接種健康被害救済制度・予診票保存
新型コロナウイルスワクチン接種時の予診票について、デジタルデータ化と保存期間延長を求める陳情が討論され、採択された。長期的な健康被害立証の必要性と制度設計上の課題が指摘された。
-
障害者タクシーチケット迎車料金助成
障害者等向け流山市タクシーチケットへの迎車料金対応助成を求める陳情について、委員長報告「不採択」が維持され、採択されず決定された。
-
老齢基礎年金引上げ要望
物価高騰を超える老齢基礎年金額引上げを求める意見書について、マクロ経済スライド制度の持続可能性と世代間公平性の観点から反対討論が行われた。制度の安定性と低所得世帯への的を絞った支援の必要性が指摘された。
-
重層的支援体制整備事業
国の重層的支援体制整備事業の方針転換に抗議し、十分な予算措置を求める意見書が討論・採決の対象となった。
発言議員 (13 名)
- 小沢えみり
陳情第24号「多子世帯の保育料負担軽減」について賛成討論を行った。兄弟の年齢差によって第2子・第3子のカウントから外れる現行制度の不公平性を指摘し、上の子が小学4年生になると下の子の保育料が全額負担になる仕組みは家計が最も苦しくなる時期に支援が打ち切られることになると述べた。物価高騰下での多子世帯の経済的困難と転出検討の現実を踏まえ、安心して出産できる環境整備の必要性を主張した。
- 渡辺仁二
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。人口増加に対応した良質な住環境維持の打ち出しを評価。母になるなら流山市をスローガンとしたこども未来部の設置と保育園整備を高く評価した。税務行政の体温ある対応、デジタルトランスフォーメーションによる行政効率化の推進、外国人住民への優しい日本語活用による多文化共生の基礎づくりを評価。都市基盤整備における説明責任徹底、環境政策を経済政策への転換、教育施策の全市への横展開を要望した。
- 笠原久恵
発議第5号「物価高騰を超える老齢基礎年金額の引き上げ」に反対討論を行った。現行のマクロ経済スライド制度が将来世代の保険料負担過重を防ぐための重要な仕組みであることを指摘した。年金受給者のみを対象とした物価上昇を上回る増額は世代間の公平性を欠き、現役世代も物価高騰に直面していると述べた。受給者内の資産格差を踏まえ、一律増額ではなく低所得世帯等への的を絞ったアプローチ優先を主張。公的年金の100年先を見据えた持続可能性を強調した。
- 桑畑伴子
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。こども基本法理念に基づくこども未来部設置とこども家庭センター開設を評価。医療的ケア児等在宅レスパイト助成事業導入、フリースクール利用支援補助金制度、保育園3園新規整備、不登校児童生徒支援事業を高く評価。平和都市宣言の継承、避難行動要支援者対応、福祉と防災連携、健康ポイント事業の実施を評価した。新規事業の市民周知、学童保育の質向上と担い手確保、特別支援学級設置と教室確保、各施策の関係部署連携強化を要望した。
- おだぎりたかし
令和8年度一般会計予算に反対討論を行った。過去最大規模予算と市民税200億円超え一方で、市民要求実現に生かされていないと指摘。物価高騰対策が国費活用のみで、国費なしでは何もやらない姿勢を批判。透析患者福祉タクシー券の月26枚から8枚への大幅削減撤回を強く求め、280万円の予算で実現可能と指摘。高齢者向け移動支援拡充、聴覚障害者補聴器購入助成創設、自治会等への補助改善を要求。こども生活実態調査結果を踏まえた経済困窮世帯支援充実を指摘。大型公共事業優先による公共施設長寿命化投資先送りを批判。
- 乾えり
複数の議案と陳情について討論を行った。議案第12号・16号・14号に反対し、子ども・子育て支援金制度が経済困窮者に重い負担を課す国の政策判断の誤りを指摘。国民健康保険被保険者の7割以上が経済的に脆弱と述べ、18歳未満こどもの均等負担廃止分200万円の市費補填を求めた。後期高齢者医療保険料が初めて年10万円超え、平均1万4,365円増額で低所得者に過重負担と指摘。議案第17号に反対し、企業立地奨励金条件緩和が一部利益確保のためと批判。陳情第2号に賛成し、OTC類似薬保険適用除外により受診控え・重症化リスク増加と指摘。
- 藤井俊行
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。予算審査で修正案は否決されたが市長の前向きな答弁を評価。こもれびストリート関連で交通渋滞対策強化を求め、県内他自治体との比較でおこめ券配付の妥当性に疑問提示。こども家庭センター開設、地域子育て支援拠点新設3園、保育園3園新規整備を高く評価。教育分野では教育DX・働き方改革、インクルーシブ教育推進、探究型学習転換、グローバル共創体験等の不登校支援を評価。予算執行における説明責任徹底と各要望実施を求めた。
- 中川弘
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。生物多様性モニタリング調査の予算措置と対策強化の市長表明を評価。流山おおたかの森駅周辺整備で十分な説明と安全性課題への取組強化を指摘。流山ツーリズムデザインの経営改善は評価しつつ、補助金支出根拠説明の不透明性を指摘。観光振興の明確なビジョンと説明責任を強く求めた。補助金・負担金支出根拠の説明不十分さの改善要求。リース契約が費用平準化の美名下に安易に選択されていないか指摘し、購入時期・費用・リース料率の厳格比較検討を要望。職員執務環境改善と厚生労働省事務所衛生基準の実現を強く求めた。
- 清水大
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。参政党の立場から委員外議員として全予算審議を傍聴。こどもの目線での学校設備改修と答えのない教室導入を果敢なチャレンジと評価。フリースクール通学助成を議会念願として評価しつつ、月1万円・20人分の予算は市内不登校児童生徒数に対し心もとないと述べ、令和8年度中の予算超過時の柔軟対応要望。電子書籍購読料約1,900万円増額と図書館図書購入費1,000万円増額を評価。各図書館への適正配分と市民ニーズ反映を強く要望。こもれびストリート安全性と障害者への配慮、当該事業の優先順位の市全体バランスに疑問を表示。
- 矢口輝美
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。全てのこどもに優しいまちづくり、主体性と当事者意識を育む教育、インクルーシブ教育推進の重点的取組を深く共感。こども施策について体制づくりを評価しつつ、こども一人一人が大切にされていると感じられているか、安心して過ごせているかが重要と指摘。組織の枠を超えた連携強化による仕組みとしての権利保障を要望。教育施策は理念だけで終わらせず現場で回る形へ、専門人材確保と継続的支援体制充実を強く求めた。こもれびストリート再整備について、十分よい環境の場所の再整備の必要性に疑問。市全体バランス、修繕必要道路や未開発地域への優先配分検討を指摘。
- 森田洋一
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。国の経済対策が不十分な中、本市の予算規模増大と基準財政需要への対応が課題と指摘。人口増加ピークが過ぎたこと、市債残高が税収を上回る危機への回避が必要と述べた。目玉施策より原点回帰を重視し、市債返済が発行額を上回らない原則、既存施設メンテナンス、駅前再整備による人の流れ創造に特化した次の世代への負債軽減を評価。住み続ける価値の高いまち、市民アンバサダー育成、交流人口増加による地域経済循環、市民知恵活用の根本思想の維持を評価。事業の縦割り問題と関連課題の拾いにくさを指摘し、野生動物も含めた誰もが主役のまち期待を述べた。
- 阿部治正
社会民主党の立場から陳情第2号と第3号に討論を行った。OTC類似薬保険適用除外について、公的医療保険の根幹に関わる制度設計上の重要課題と指摘。医師診断下での処方と市販薬の同列化を批判し、軽症区分の曖昧性と受診控え、重症化リスクを指摘。セルフメディケーションは経済的医療排除とは本質的に異なると述べた。ワクチン予診票デジタル化について、健康被害救済の因果関係立証に必須の1次資料であり、5年廃棄と長期保存義務の間の不整合を指摘。セキュリティー対策下のデジタル化推進と自治体の独自対応を支持。
- 楠山栄子
令和8年度一般会計予算に賛成討論を行った。堅調な市税収入を経常経費補填に留めず基金積立と市債抑制に充てる規律ある財政運営を評価。急増する行政需要への市民生活の質を守る投資継続、DXによる事務効率化と福祉サービス質の維持を評価。高齢者尊厳支援施策の深化と移動支援の抜本的拡充を強く要望。東部地域について計画進捗不足、病院建設頓挫後の方針不明確、名都借跨線橋拡幅事業の長期化による活性化停滞の失望の声に対応するよう強調。本予算案が物価高騰と経済不透明性に対応したバランスの取れた内容と確認し、無駄なくスピード感持った執行を強く求めた。
本会期では発言記録なし (15 名)
※ AI 解析対象議事録に発言が記録されていない議員。委員会・別会期で発言している可能性あり(出典 PDF をご確認ください)。
出典
- 議事録 PDF https://ssp.kaigiroku.net/tenant/nagareyama/MinuteView.html?council_id=539&schedule_id=6
- 取得日 2026-06-14T10:48:46+09:00
- 会期ID c539_s6_2026-03-24